3月12日ゴンちゃんが天国へ旅立ちました。
今まで生きてきた中で一番悲しい出来事だ。
本当に本当に深い悲しみ。
何も手につかない。
いつもいつも無邪気に飛びかかってきたゴンちゃん。
もう遊べないんだ。つまんない。
15年の間、いつだって私の味方でいてくれた。
学生時代に父親と進路のことで大喧嘩したとき、失恋したとき、家出したとき、彼が東京に行っちゃって淋しさに暮れていたとき、彼と喧嘩して大泣きしたとき、いつも首をかしげながら私の涙を拭いにきてくれた。大泣きしてどんなにきつくぎゅーって抱きしめても怒らないで黙って話を聴いてくれた。
1号2号が生まれたときも一緒に子育てに参加してくれた。
初めての対面の時は仲良くしてくれるか心配だったけど、白いおくるみに包まれた赤ちゃんを、僕にも見せてと言わんばかりに裾を引っ張りせがんでいたのを思い出す。
オムツを替えればお尻の匂いを嗅ぎ、汚いオムツをこっそり持って行ったりもした。
赤ちゃんが泣けば真っ先にベビーベッドへ駆け寄り、短い前足を掛けて様子をみた後に台所まで知らせに来てくれた。私や母が様子を見に動き出すまでずーっと吠え続けていた。赤ちゃんが泣くとかなり焦った様子でウケた。
1号2号が生まれてから、残念ながら自分はNO.3へと格下げになったのもなんとなく理解していたのかな?
いつの間にか自分よりもはるかに大きく成長した1号2号。
僕が育ててやったのに生意気になりやがってって思っただろうね。
でも本当に仲良しだった。
1号2号がジジに叱られているときは必ず隣に寄り添って一緒に叱られてくれていたね。じーっとジジの目をみつめてさ、もうその辺にしといてやれよって言ってくれてたんだね。
思い出せば本当に感謝することばかり。
1号2号からの去年の私の誕生日プレゼントは、ゴンちゃんの写真集だった。
自分たちで撮ったゴンちゃんの写真に手書きでゴンちゃんの気持ちやセリフが書き込まれていた。
もう一生の宝物。
ゴンちゃん、今まで色々と心配かけたけど、ゴンちゃんの残してくれたものをずーっと大切にしていくよ。
最期に家族の絆を残してくれた。
本当に感謝。
今日仕事に行く前に、ソファーの上でずーっと眠っているゴンちゃんのそばで私の父親がうたた寝をしていた。
普段と変わらない光景。
(ひとつ違うのはインターホンが鳴ってもワンワン言わない)
でもそこにはとても穏やかで優しい時間が流れていた。
最期の父とゴンちゃんの世界…。
出勤前の私の心はとても安らいだよ。
ジジが父親で、ババが母親で、ユウが弟で、彼が夫で、1号と2号がいて、ゴンちゃんが我が家に来てくれて、この家族で本当に本当によかった。
悲しい気持ちはみんなが同じ。
家族みんなで共に時間を過ごしていきましょうと誓った。
思い出話はまたボチボチ語るとして。
最後にある意味衝撃のメールがジジの携帯を通して2号から届いたので掲載します。
私とゴンちゃんの子育ての成果だと思ってもいいかな?
↓↓↓↓
ママへ
ママ、ゴン汰か゛居なくなってもずーっと一緒だね♪ゴン汰のことは一生、忘れられないね
だって、ずーっとずーっと一緒た゛だったもんね
とても、つらいけどこれが運命だからね
今日でさよならだね
ゴン汰が居なくなったら
なんにもたのしくないね
でも、芽楓も、いつか天国でたのしく遊べるから、
もう、泣かないと決めたんだ
泣きたいときは泣く
笑いたいときは笑う
ハッキリとするんだ!
泣いたらゴン汰が、心配するしょ?
ありがとう、ゴン汰
(もしかして
仕事終わってなかった?終わってなかったらごめん。
芽楓より
信じられない文章書くね…驚いた。ジジ
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